銀河の一票、2話も面白かったですね~!!
1.5倍の倍速で見ると本当にあっという間に流し見できちゃいます。
今回はアイロンしてる間にサクッと見れちゃいましたがじんわりと心に残るものが。
銀河の一票、2話のネタバレと感想を書いてみました!
一話ネタバレ→銀河の一票、1話ネタバレ、感想!スナックとし子に行きたい!
相関図と石丸伸二さんとの関係→銀河の一票、原作やモデルはある?人物相関図と石丸伸二との関係はある?
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銀河の一票2話、あかりの背中が寂しすぎる!どこか空っぽに見える冒頭・・・
『銀河の一票』第2話、冒頭からかなり心に残りました。
第1話では月岡あかり(野呂佳代)は明るくて、面倒見がよくて
スナックとし子にいると
空気がふわっと柔らかくなる人として描かれていましたよね。
だから第2話も最初はその明るさから始まるのかと思っていたんです。
でも違いました。
第2話の冒頭で映るあかりは、ものすごく寂しそうなんです。
近所の人と笑顔であいさつし、地域の自転車の整備をして
人のために何かをしている。
ちゃんと笑っているし、ちゃんと周りに気を配ってるんですよね。
普通に見れば「いい人」なんです。
でも、その背中がなんとも言えず寂しい。
あれはたぶん、ただ親切な人の背中じゃないんだろうなと感じました。
「人のために何かしていないと、自分が保てない人」の背中に見えました。
誰かの役に立つことで、なんとか自分の存在を確認している感じ。
笑っていないと崩れてしまうから笑っている感じ。
明るいけど、根っこにものすごく深い孤独がある。
ここで第2話は、あかりという人物の見え方を一気に変えてきます。
第1話では「この人、最高!スナックとし子行きたい!」という
気持ちが強かったんですが、第2話の冒頭で
「あかり、この人ずっと明るいだけじゃなかったんだ」と思わされるんですよね。
そしてスナックとし子に戻ったあかりを待っていたのが
星野茉莉(黒木華)です。
第1話で「また明日来ます!」と言って、本当に来ている茉莉(笑)
茉莉ってやっぱり突っ走るんですよね~。
約束したら来る。思いついたら動く。止まらない。
しかも本人は本気だから、勢いがすごい。
茉莉はあかりに向かって、まっすぐ言います。
「都知事になってください」
さらに、
「私はあなたに賭けたい」
この言葉、ものすごく熱かったなぁ。
茉莉の本気が伝わるし、全部失ったあとでもまだ諦めていない感じがあって。
でも同時に、見ているこちらとしては
「あかりのことを何も知らないまま言ってるな」とも感じるんですよね。
茉莉は本当は自分が都知事になりたかった。
でも、父・星野鷹臣(坂東彌十郎)と親子の縁を切られた今
自分が出馬すれば父の手が入り邪魔をされる。
だからあかりが都知事になって、自分を副知事に任命してほしい。
すごい発想です。
でも、茉莉らしいんですよね。
だって国民を幸せにしたいんですよ、茉莉。
そのためにこの人なら!と思ったのがあかりだった。
父の権力に潰されるなら、自分ではなく別の人を立てる。
政治経験がないあかりの中に既存の政治にはない可能性を見る。
理屈としては無謀なんだけど、茉莉の中では筋が通っている。
ただ、あかりは簡単には乗りません。
あかりも「私だって何か変えたいと思ってたけど……」と、言葉を濁します。
そして続くのが
「このお店を辞めることができない」
この時点では、茉莉にはその意味が分かりません。
「辞めたくない」ではなく、「辞められない」
ここが大事なんですよね。
あかりの言葉の中にただの愛着ではない
もっと深い理由があることを感じた茉莉は言います。
「辞めたくないじゃなくて、辞められない理由があるなら私が全力で手伝う」
この茉莉の真っ直ぐさ、すごくいいんです。
でも第2話はここから
茉莉の“正しさ”や“熱意”だけでは届かない現実を見せてきます。
銀河の一票、老人ホームで見えたとし子ママへの深い恩
銀河の一票の2話で茉莉はあかりと一緒に老人ホームへ向かいます。
この老人ホームの場面が2話の中でもかなり重要でした。
あかりが認知症の方に接する姿が、とても真摯で優しいんです。
ただ業務として対応している感じじゃない。
相手を「認知症の人」としてまとめて見るのではなく
一人の人としてちゃんと見ている。
焦らせないし、雑に扱わないし
言葉が届きにくくてもちゃんと
そこに相手がいることを前提に接してるんですよ。
ひとりひとりの好きなものを覚えていて
上手に優しく対応するんです。笑顔で。
ここで茉莉がハッとするんですよね。
「あ、この人はただ明るいスナックの人じゃない」と。
あかりの優しさは、その場しのぎの明るさではなく
ちゃんと人の弱さや寂しさに向き合ってきた人の優しさなんだと分かる。
そして、そのあとに向かうのがとし子ママの元です。
今、とし子ママは認知症で老人ホームに入っていました。
この場面が本当に切ない。
とし子ママは、しゃべることもできず、ぼーっとしているように見えます。
あかりの名前も言えない。
自分がかつて何をしていた人なのかも、どこまで分かっているのか分からない。
さらに胸にくるのがたまごサンドの場面です。
とし子ママの得意料理だったたまごサンド。
でも今のママは、そのたまごサンドに
何が入っているかも足りないものも分からない。
ただ食べるだけ。
これ、見ていてものすごく切なかったです。
だって、たまごサンドってただの食べ物じゃないんですよ。
スナックとし子の思い出であり
とし子ママの手の記憶であり
あかりにとってはきっと“あの頃のママ”そのものなんです。
でも、ママ本人はもうそれを説明できない。
あかりの名前も言えない。
得意だったたまごサンドの足りないものも分からない。
それでも、あかりはママのそばにいる。
ここで、あかりは茉莉に10年前のことを話します。
10年前、あかりは自殺を図ろうとしていました。
「色々あってね、何のために生きているのか分からなくなって」
この言葉、ものすごく重いです。
生きる意味が少しずつ見えなくなっていく感じ・・・。
誰かに必要とされている実感がなくて
笑っていても心の中は空っぽで、もう終わりにしようとしてしまう。
その時のあかりはもう今にも消えてしまいそうで
本当に危うく見えました。
そんなあかりを止めたのが、とし子ママでした。
しかも、止め方が本当にとし子ママらしい。
「あんたーー!!」
大きな声が響きます。
「・・・お腹、すいてない?」
泣ける・・・
理由を聞くわけでもなく、説教するわけでもなく
「お腹すいてない?」
そう言ってあかりをスナックとし子に連れて帰るんですよね・・・。
ツラそうなあかりにとし子ママは何も聞かずただ
「行くところがないならうちで働かない?人手不足だから」
とあかりをスナックとし子で雇うんです。
これがあかりにとって、生きる光になった。
「あなたには生きる価値がある」と真正面から言われるより
「人手が足りないから働いて」と言われる方が
救われることってあるんですね・・・。
大事なことに気付かされた瞬間でした。
必要とされること。役割があること。明日も来る理由ができること。
とし子ママは、あかりに“生きなさい”と説教したのではなく
“明日もここにいていい理由”をくれたんだと思います。
だから、あかりにとってスナックとし子はただのお店ではありません。
命をつないだ場所です。
とし子ママが自分を覚えていなくても
あかりの名前を呼べなくても
たまごサンドの中身を分からなくなっていても
あかりにとっては変わらない。
あかりは茉莉に言います。
「ママのためにもお店を辞めるわけにはいかない」
この言葉で、茉莉は一旦納得します。
ここがいいんですよね。
茉莉って突っ走る人だけど、この場面ではちゃんと止まるんです。
相手の人生を見たから。
自分の理想だけで押し切ってはいけないと分かったから。
あかりにはあかりの守っているものがある。
自分が知らなかった10年がある。
それを見せられた茉莉は、一度あかりを都知事にすることを諦めます。
この“諦める”が、第2話の茉莉の大きな成長に見えました。
銀河の一票2話、父からの1400万円請求!茉莉への手切れ金1000万!?
銀河の一票2話であかりの事情を知って
茉莉が一旦引いたそのタイミングで
今度は茉莉自身にとんでもない現実が突きつけられます。
茉莉は、鷹臣の秘書・雫石(山口馬木也)に呼び出されます。
雫石が伝えたのは、父・星野鷹臣からの伝言。
これが本当に冷酷です。
茉莉が家に置いていった手切れ金を渡す。
その額1000万円。
家と事務所にあった荷物はすべて貸し倉庫に預けた。
そして今までの生活費と学費まで支払え、と言ってくる。
金額は1400万円。
いや、正気か?と思いました。
実の父親が娘に過去の生活費と学費を請求するんですよ。
しかも、手切れ金を渡してまで親子の縁を切ったうえで。
これはもう親子の会話じゃない。
完全に権力者が“不都合な相手”を処理している感じです。
でも、ここで茉莉がすごい。
貯めていた貯金から1400万円を支払うんです。
ほぼ文無しになるのに、払う。
これは意地でもあり覚悟でもあります。
「戻らない」という意思表示なんですよね。
雫石はさらに茉莉に言います。
「手切れ金をお返して謝罪をしたらどうでしょう」
「お父様と絶縁をするということは、あなたの過去を無くされるということです」
「これまであなたが築き上げてきた信用、人脈、実績、後ろ盾、その全てはお父様の存在に依存しています」
「失ってあなたに何が残りますか?」
この言葉、ものすごく痛いです。
しかもひどいのは、全部間違ってはいないところなんですよね。
茉莉の信用も、人脈も、実績も、後ろ盾も
確かに星野鷹臣の娘であることに支えられていた。
茉莉自身の努力がなかったわけではないけど
政治の世界では“誰の娘か”が大きすぎる。
それを失ったら何が残るのか。
雫石の言葉は、茉莉の足元を正確にえぐってきます。
茉莉はそれを心に受け止めます。
雫石も根っからの悪い人ではないんでしょうね・・・。
一応茉莉に謝って帰ったら・・・と言うくらいですから
心配している様子も少し垣間見れると感じました。
茉莉が貯金がほぼなくなり呆然としていると
スナックとし子にカバンを忘れているとあかりから連絡が来て
茉莉は走って取りに戻ります。
「タクシー乗らなかったの!?」
とあかりに聞かれ
「財政難で節約中です」
と茉莉らしい一言(笑)
ここのやりとりは可愛くてクスッと笑えました。
まぁ1400万円なくなったら財政難もいいところですけどね。
しかも茉莉は父からの手切れ金1000万円に
手を付ける気もない強い覚悟みたいなので。
カバンを手に取って出て行こうとします・・・
そしてここから、さらに追い打ちが来る。
タイミングよく電話が鳴る。
新しく住む家の審査に落ちたという連絡です。
そりゃ無職で家を借りれると思っているところがお嬢様・・・!
世間知らずだと思ってしまいました!
茉莉は絶望します。いや、そりゃしますよね。
家もない。お金もない。父の後ろ盾もない。仕事もない。
本当にゼロ。
第1話で「全部失った」と思っていたけど
第2話でさらに現実的に“全部失った”状態になるんです。
そこで茉莉は、一晩あかりに泊めてもらうことになります。
この流れがすごくいいんですよね。
当たり前のようにあかりが泊めてくれる。
そして茉莉は父の世界では、失敗が許されない人でした。
完璧でなければならない。
星野鷹臣の娘として、秘書として、政治家の子供として
ずっと張り詰めて生きてきた。
でもスナックとし子では違います。
泊めてもらうせめてものお礼にと、茉莉はスナックを手伝います。
でも当然うまくいかない。
常連客の前で昨日(1話で)泣いてしまったことを謝る。
間違えて手拭きではなく雑巾を渡してしまう。
普通なら恥ずかしいし、怒られると思う場面です。
でも、スナックとし子の常連たちは笑って許してくれる。
気さくに受け止めてくれる。
ここで茉莉が言うんですよね。
「失敗しても笑ってくれることがあると思わなかった」
この一言、めちゃくちゃ刺さりました。
茉莉の人生がどれだけプレッシャーだったのか分かる。
失敗したら終わり。
間違えたら価値が下がる。
笑って許されるなんて経験がなかったんだと思うと
急に茉莉がすごく不器用で可愛く見えてくるんです。
その夜、茉莉とあかりはアイスを交換しながら話します。
政治について熱く語る茉莉。
自分の理想を語りながら
ふと「すみません、綺麗事なんですけど」と言う。
ここも、茉莉の人生が出てますよね。
理想を語ることにどこか後ろめたさがある。
綺麗なことを言うと、現実を知らないと言われると思っている。
でも、それに対してあかりが言うんです。
「綺麗事じゃないよ!綺麗なことだよ!」
これ、本当に名言でした。
この言葉に救われる人、絶対たくさんいると思います。
理想を笑わない。綺麗なものを綺麗なまま肯定する。
あかりって、本当に人を軽くする言葉を持ってるんですよね。
だからこそ茉莉は諦めきれない。
あかりのスナックとし子への想い
とし子ママの現状を知ったから、強く言えない。
でもあかりに賭けたい気持ちは消えない。
この葛藤が第2話の後半をすごく面白くしています。
雨宮楓の登場、そしてスナックとし子売却。第2話ラストが不穏すぎる
茉莉がどうしようか悩んでいるとき、仲のいい記者から連絡が来ます。
記者の名前は、雨宮楓(三浦透子)。
茉莉は雨宮とこっそりカラオケの一室で会います。
この雨宮さん、1話から顔出しせずに連絡をやり取りしていた人物ですが
連絡内容がサッパリしていたので、最初は男性かと思っていました。
ところが実際に現れたのは、綺麗な女性。
ここ、ちょっと驚きでした。
そして雨宮はかなり鋭いです。
茉莉がクビにされたことを知ったうえで
「まさか医大の学部長の転落死と関係してますか?」
とズバリ聞いてきます。
ここで一気に第1話から続く“政治の闇”の線が戻ってくるんですよね。
しかも雨宮の元にも
同じように記事と「幹事長が殺した」という手紙が届いていた。
つまり、茉莉のところに届いたものは
ただのいたずらではない可能性が出てきます。
茉莉は「こんなのイタズラ」と言います。
でも雨宮は、力になりたいと強く言ってくれる。
そして茉莉は雨宮にひとつお願いをします。
このお願いが何なのか、まだ分からない。
めちゃくちゃ気になるところです。
2話は、あかりの人生、茉莉の覚悟、父との決裂
そして医大の転落死疑惑まで、かなりいろんな線が動いているんですよね。
そして最後に、さらに大きな爆弾が落ちます。
成年後見人の弁護士・竹林がやってきて、
スナックとし子を売却すると言うんです。
ここで終わり。
いや、終わり方がうますぎる。
だって第2話を通して
スナックとし子があかりにとってどれだけ大切な場所かを見せてきたんですよ。
10年前、自殺しようとしていたあかりをとし子ママが救った場所。
人手不足という言い訳で雇ってもらい、生きる理由になった場所。
とし子ママが認知症になった今も、あかりが守り続けている場所。
茉莉が初めて“失敗しても笑ってもらえる”と知った場所。
その場所が、売られるかもしれない。
これはきつい。
あかりが「店を辞められない」と言っていた理由が分かった直後に
その店自体がなくなる危機が来る。
ドラマとして本当に上手いです。
第2話を見終わって思ったのは
やっぱりスナックとし子ってただの舞台じゃないということ。
あそこは、登場人物たちの
“逃げ場”であり“居場所”であり“生きる理由”なんですよね。
だからこそ、そこが売却されるというラストはかなり大きい。
そして改めて思いました。
野呂佳代さん演じるあかり、最高です!!
友達になってくれないかな!!!
第1話では「スナックとし子行きたい!」という気持ちが強かったけど
第2話を見たらもっと思います。
スナックとし子、ただ楽しい場所じゃない。
人生が少し軽くなる場所なんです。
あかりは笑っているけど、孤独を知っている。
だから人に優しくできる。
とし子ママに救われたから、今度は自分が誰かを支える場所を守ろうとしている。
常連客もみんな愉快で茉莉の失敗も気にしないおおらかさを持っている。
茉莉はそんなあかりや常連客に出会って
初めて父の世界とは違う言葉や空気を知る。
第2話は本当に濃いです。
あかりの過去、茉莉の覚悟、父の冷酷さ
スナックとし子の温度、そして雨宮楓の登場によるミステリーの再始動。
見どころが多すぎる!!!!
でも一番心に残ったのは、やっぱりあかりの言葉です。
「綺麗事じゃないよ!綺麗なことだよ!」
この言葉、第2話のすべてを表している気がします。
政治の世界では笑われるような理想でも
スナックとし子ではちゃんと受け止めてもらえる。
それだけで、人はまた少し前を向けるんだと思いました。

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