九条の大罪、曽我部は最後に死亡?その後やなぜ罪を犯したのかを知りたい!

流し見で面白くて一気見しました!

九条の大罪!!(相変わらず倍速で見てますが)

『九条の大罪』って、ただの弁護士ドラマかな、と思ったら

全然そうじゃないんですね・・・。

もちろん法律も出てくるけど

半グレとかヤクザとか、いわゆる裏社会の話が多いんです。

でも見てるとだんだんリアルに思えて身近に潜んでるように感じてきました。

その中でも、個人的にかなり心に残ってるのが運び屋の少年、曽我部聡太。

見れば見るほどしんどい。

というか「リアル」すぎる!!

今回は九条の大罪の運び屋の少年、曽我部について書いていきます。

九条の大罪、曽我部聡太とは?

九条の大罪に登場する曽我部聡太(そがべ そうた)は

物語の中では薬物の運び屋として裏社会に関わっている人物です。

ただ、いわゆる「悪人らしい悪人」ではありません。

むしろ第一印象は「危なそう」というより

「大丈夫なのかな」と心配になるタイプの青年です・・・。

私は若い子は親目線で見てしまうのでずっとハラハラしていました。

見た目もどこか頼りなく

常に周囲の顔色を窺っているような雰囲気があります。

人に強く出ることはほとんどなく

怒鳴られたり圧をかけられたりすると

すぐに萎縮してしまう。

自分の意見をはっきり言えるタイプでもありません。

そのため、裏社会の中では完全に「使われる側」の人間として扱われています。

曽我部は半グレグループから危険な仕事を押し付けられています。

特に薬物の運搬のような

「もし捕まったら全部責任を背負わされる役」

を任されることが多いです。

当然グループの中でも立場が低い。

都合の悪い仕事や危険な仕事、失敗した時に切り捨てられる仕事・・・

そういう役回りばかりをやらされている人物です。

しかも曽我部は過去に仲間の犯罪の「身代わり」として服役までしています。

服役中にかなりひどい目にあったと言われていたので

普通なら出所して縁を切りそうなものですが

曽我部はまた同じ環境に戻ってしまうんです・・・。

曽我部聡太の一番苦しいところです。

彼は自分を利用してくる人間たちから逃げることができません。

それは単純に度胸がないからではなく

「こういう扱いを受けるのが当たり前」

という感覚が染み付いてしまっているように見えるのです。

実際、曽我部の父親もまた同じように

裏社会の人間から搾取され続けてきた人物でした。

つまり曽我部は「支配される側の人生」を見ながら育ってきた。

だから強い人間に逆らえない

理不尽でも従ってしまう

逃げるという発想が弱い

そういう人格が出来上がってしまったように感じます。

リアルすぎて胸が痛む曽我部少年です・・・。

九条の大罪曽我部聡太は最後は死亡?

九条の大罪を見た人は曽我部聡太の最後

めちゃくちゃ気になってる人多いと思います。

先に言っておきますと、ドラマの中では

曽我部は死亡していません。

ただ見ていてかなり重い。

『九条の大罪』って、人がバンバン死ぬ作品ではないんですけど

(いや、他の作品よりは死ぬんですけど・・・)

その代わり「人生が終わってしまう」「人として終わる」

ことが多すぎるんですよね。

曽我部もまさにそう。

薬物、半グレ、前科、搾取、居場所のなさ。

全部が積み重なってどんどん普通の社会から離れていく・・・。

見てると「この先どうやって生きるんだろう…」って気持ちになります。

しかも曽我部本人、自分が完全に利用されてることを

ちゃんと理解しきれてない感じもあるんですよ。

そこがまたつらい。

本当に追い詰められてる人って「自分は被害者だ」って

認識できないことがあるんですよね。

むしろ「自分が悪い」って思い込んでる。

曽我部って、まさにそのタイプに見えるんです。

一応ドラマの中では警察に逮捕されましたが

前回入った刑務所と違って年配の方が多く

いじめられたりすることもなく過ごしている様子でした。

そして父親とも一緒に暮らすと約束をして平和に終わったように

思えました。

九条の大罪、曽我部のその後、原作の最新刊では?

九条の大罪ドラマで曽我部はまるでこのまま幸せになった・・・

かのように見えます。

なので「よかったぁ」と思う方もいると思いますが

原作はそう甘くない。

さすが真鍋先生の作品です。

「一度壊れた人生って簡単には戻らないよね…」っていう

現実をずっと突きつけられました。

そこがこの作品の怖さでもあるし現実を知らないのなら

私は社会勉強として逆に読んで重い気持ちにはなるけど

犯罪に加担しないという強い意志を持ってほしいなと思いました。

では原作の曽我部の話のその後のあらすじです。

曽我部はドラマで2度目の逮捕をされました。

そして出所後・・・

また別の半グレの元で薬を栽培しています

え???

待った待った、どうしたの曽我部少年・・・

せっかく戻ってくれたのに、また・・・?またですか?

今度は栽培のほう???

しかも詐欺にも加担します。

ここが彼の「弱さ」だなと強く思いました。

戻ってしまうところ、他に行き場所がないところ。

そりゃ不利ですよね、前科持ちで働ける場所って。

でも彼は結局

「楽してお金がもらえる」

「なんだかんだ他のチンピラから守ってもらえる」

少しでも一度吸った甘い汁からは逃れられないんです。

曽我部少年~~~(涙)

彼は結局暴力で支配され

「逃げたら警察に捕まるか、ヤクザに殺されるかのどっちかだ」

と、精神的にも支配されていきます。

怖い思いをしても、それでも行く場所がなくて

受け入れてくれて必要としてくれたら行くしかないんでしょうかね・・・。

同じことばかりを繰り返すこの行動

見ていてとてもリアルで苦しくなりました。

彼は結局、犯罪組織のイザコザで薬栽培の農園から逃げ出したものの

彼を取り囲んでいたのは警察でした・・・。

曽我部に真っ直ぐに生きてほしいと願っていた人の気持ちを

裏切る行為でもありますし、彼の弱さが招いたことなので

当然と言えば当然なのですが

ツライ。

今回はもうどうにもならないし、この子はずっと同じ人生を歩むのかな・・・

と思う原作ストーリーでした。

いつか、もう裏社会とは関わらずに生きてくれればいいのですが

そう願うことも無駄になるかもしれないと切ない気持ちになります。

九条の大罪、曽我部はなぜ罪を犯した?障がいとも関係ある?

九条の大罪で曽我部が何度も犯罪に手を貸すのか・・・

かなり重要なポイントだと思います。

まず前提として、作品の中で曾我部に

明確な障がい名がついてるわけではありません。

でも見てると

「発達障害グレーゾーンっぽさ」を感じた人は多いと思います。

私もそう感じました。

特に警察に自称聴取されそうになったときに

耳を抑えてパニックになってしまうところ。

他にも

空気に流されやすい。強く言われると断れない。判断が苦手。
相手のペースに飲まれる。物事を整理するのが苦手。

しかも本人に悪意が薄い。

だから余計に危ない。

半グレとか詐欺グループって

実際こういう人をターゲットにするんですよね。

「断れない人」を見抜く。

居場所がない人、孤独な人、怒鳴られると従ってしまう人。

そういう人を使い潰す。

『九条の大罪』って、この辺のリアルさがえげつない。

だから曾我部編って、単なる犯罪ドラマじゃなくて

福祉とか貧困とか社会問題の話にも見えてくるんです。

見てると

「もし環境が違ったら、この人普通に生きられたんじゃないかな…」

って思ってしまう。

そこが本当に苦しかったです。

九条の大罪、曽我部の俳優の演技もすごい!俳優さんは?

九条の大罪の曽我部を演じたのは黒崎煌代さん。

これ、本当に驚いた。

黒崎煌代の演技がうますぎる。

いや「うまい」っていうより「存在してる」んですよ!!

演技っぽさが全然ない。

目線とか、喋る時の間とか、

怒られる前提で生きてる人の空気感が異常にリアル。

特にすごかったのが「何を考えてるか分からないけど、ずっと怯えてる感じ」

あれ、簡単そうに見えてめちゃくちゃ難しい演技だと思います!

こういう役って

「かわいそう」に寄せすぎたり

「不気味」に寄せすぎたりしてきませんか?

でも黒崎煌代さんの曽我部って、そのどっちでもない。

ちゃんと現実にいそう!

だから怖い。

「ああ、こういう人、実際に利用されてるんだろうな」って思わされる。

しかも『九条の大罪』って世界観がかなりリアルだから

演技が少しでも浮くと一気に嘘っぽくなるんですよね。

でも曽我部は完全に馴染んでた。

むしろ曽我部の回だけ、空気が違った。

重くて苦しくて痛くなりました

見終わったあと、変な疲労感が残るくらいリアルだったんですよね・・・。

結局、曽我部って社会のどこにでもいる「弱い側の人」

でも今の社会って、弱い人に優しくない。

利用され、切り捨てられ、自己責任で終わる。

しかも本人ですら「自分は悪くない」って言えない。

曽我部を見てると、その残酷さが全部見えてしまう。

だからこんなに苦しいんだ。と見終わったあとにちょっと落ち込みました。

多分、だから見終わったあともずっと頭から離れないんですよね。

曽我部を演じる黒崎煌代についてはこちらの記事で

まとめましたのでぜひご覧ください!!

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