銀河の一票4話、もう本当にすごかったです・・・。
正直、最初はもっと王道の政治ドラマなのかなと思っていたんですよね。
無名候補が立ち上がって、腐った政治を変えていく!みたいな。
でもこのドラマ、全然違いました。
描いているのは“政治”というより、「生きること」なんです。
今回は銀河の一票4話について詳しく書いていきます!
銀河の一票4話「殺したのは星野幹事長」──五十嵐が目にした手紙
銀河の一票第4話は
五十嵐隼人(岩谷健司)の元に届く一通の手紙から始まります。
そこには、
「殺したのは民政党 星野幹事長」
という衝撃的な言葉が。
前々から気になる不穏な手紙。
ガラさんの元にも届いたんですね・・・。
しかも五十嵐って、元々星野幹事長(坂東彌十郎)の秘書だった人物なんです。
でもある日突然「ブロック」と呼ばれる退職金を渡されて
急に政治の世界から切り離された人。
茉莉(黒木華)と同じですね。
「金を渡すから黙って去れ」
怖すぎる・・・。
政治ドラマって表向きは綺麗な世界を描きがちですけど
『銀河の一票』って最初から「裏側」を見せてきます・・・。
しかも今の五十嵐は、銭湯の裏にあるクリーニング店で
市民のなんでも相談を受けているんです。
なのに送られてくる不穏な手紙。
送り主気になるーー!!!
しかしガラさんの今の立ち位置がすごくいいと思います。
政治の中心にいた男が、今度は社会からこぼれ落ちそうな人たちを相手にしてる。
役所じゃない。
銭湯の裏のクリーニング店(笑)
この「生活感」が、このドラマらしいなって思いました。
銀河の一票4話あかりと茉莉、ゼロから始まる選挙準備がリアルすぎた
一方で、あかり(野呂佳代)と茉莉(黒木華)は本格的に選挙へ向けて動き出します。
リビングで二人が話すシーン、すごく良かったですよね。
茉莉が「とにかくまず勉強です」って、本や自分でまとめた資料を渡すんです。
ここのシーン、二人のやりとりが可愛くて面白かったです!
普通ドラマって、主人公が急に政治家っぽくなるじゃないですか(笑)
でもあかりは違う。
知識ゼロだし地盤ゼロだしお金もないし!!
だから本当に「勉強」から始まる。
しかも茉莉が整理した課題もかなり現実的でした。
①選挙事務所を確保
②予算5000万円確保
③知名度アップ
④テンサウザンド(五十嵐)を味方につける
⑤「星野幹事長が殺した」という手紙の裏を取る
いや、5000万って…!って思いました(笑)
でも実際、選挙って本当にお金がかかるんですよね。
だから「銀河の一票」って
理想だけじゃ政治はできないっていう部分をちゃんと描いてるなーと感心しました。
一方で星野幹事長側では、日山流星(松下洸平)を推薦しようと裏で動いている。
つまり巨大な政治の流れは既に始まっているんです。
でもあかり側は、本当にゼロ。
だから余計に応援したくなるんですよね。
銀河の一票4話、五十嵐の政治には関わらないけど知識を生かした地域の人への助け
茉莉は記者の雨宮(三浦透子)から五十嵐の居場所を聞き出し会いに行きます。
でも五十嵐、最初は完全拒否なんですよね。
「政治とは関わりたくない」
その空気がすごく重かったです。
過去に切り捨てられて、一度夢を壊された人なんだなって伝わってきます。
でもその一方で、困ってる人の相談はどんどん受けているんです。
そこが五十嵐の優しさなんですよね。
政治は嫌いになっても「人を見捨てること」はできない。
だからあのクリーニング店にはいろんな人が集まってくる。
そして、あかり(野呂佳代)はすぐ
ガラさんこと五十嵐に会いに行くことになります。
ここ、ちょっと笑いました(笑)
スナックのママだとバレないようにしようって話だったのに
来ていた日雇い労働者に普通にバレるんですよね(笑)
でもあかり、最初は帰ろうとしたのに、
「茉莉ちゃんごめんね」
って言って、自分から元スナックの客に話しかけに行く。
あそこ、すごく良かったです・・・。
あかりって、完璧じゃないんです。
でも「逃げない」「優しい」「真っ直ぐ」
そこが人を惹きつけるんですよね。
でもそれを見ても五十嵐は
「茉莉ちゃんを利用しようとするやつかと思った。けど俺は今の生活を送りたい」
と、あかりがいい人なのは気づいたけれど
やっぱり政治の世界には戻らないと断りました。
銀河の一票4話、野原北斗の話がリアルすぎて本当に苦しかった
そして今回、一番心を持っていかれたのが野原北斗(阿久津仁愛)でした。
茉莉が外で待っていると、北斗が現れるんですよね。
壊れた電球を直してくれるって言って。
あの時点では、普通の優しい青年に見えるんですよ・・・。
でも、その後が本当に苦しい・・・。
次の日、茉莉が「大事なものを北斗に渡した」と言い訳をして
もう一度ガラさんを説得しに行くつもりで
現金を持って五十嵐のクリーニング店に行きます。
が、警察騒動や何やらで「北斗は今日は来てない」と言われて連絡も取れないと。
気になりますよね・・・。
ガラさんには「来なくていい!」と言われつつ
3人で北斗の家へ向かう。
そして玄関を開けると、なんと倒れている北斗が!!!!!!
もうこの時点でかなりしんどい・・・。
しかも救急車を呼ぼうとしても、
「呼ばないで」
って言うんですよ。
あれ、本当にリアルでした。
限界の人ほど「助けられること」を怖がるんですよね。
さらに部屋には、国保の滞納、奨学金の催促・・・。
未払いの紙だらけ。
しかも茉莉は、母親からのハガキを見つける。
「仕送りありがとう。連絡つかなくて心配してます。無理しないでね」
ここ、泣きそうになりました・・・。
北斗って、自分のためじゃなく家族のために無理してたんですよね。
母親は鬱で入院。弟はまだ高校生。
だから自分が支えなきゃいけない。
その結果、自分の国保も奨学金も払えなくなる。
しかも、せっかく正社員が決まったのに
社保に入るためには国保の滞納を払わなきゃいけなくて、それが無理。
えぐすぎる・・・。
ちゃんと働こうとしてるのに、社会に戻れない。
第4話って「頑張っても沈んでいく人」を描いてたんですよね。
銀河の一票4話「失敗じゃない、穴に落ちただけ」──あかりの言葉が優しすぎた
銀河の一票4話で今回、一番泣いたシーン。
北斗が滞納金や未払い金のことなんで相談しなかったんだと
病院でガラさんに言われます。
そしたら北斗は
「相談しちゃうと、俺失敗したんだって思っちゃうから」
って言うんです。
これ、本当に重かった・・・。
助けを求めた瞬間「自分の人生が失敗だった」って
認めることになる気がしていた。
だから誰にも相談できなかった。
するとあかりが、北斗の手を握って言うんですよね。
「失敗じゃないよ、穴に落ちちゃっただけ」
ここ、本当に涙出ました・・・。
「まっすぐ前を見て歩いてたから落ちちゃっただけ」
って。
つまり北斗を「怠けた人」じゃなく「頑張って生きてきた人」として見てるんです。
しかも、
「助けてもらえばいい」
ってちゃんと言う。
今の社会って「助けを求めること」を恥だと思わせる空気があるじゃないですか。
でもあかりは、それを否定する。
そして、
「失敗なんかにさせない」
って言うんです。
うわぁ…ってなりました。
このドラマ、ただの政治ドラマじゃないんですよ。
「人を見捨てないってどういうことか」を描いてるんですよね。
これはもうヒューマンドラマだ!と思っちゃいました、泣きながら(笑)
そのあと茉莉とガラさんが病院の廊下で話します。
茉莉は「政策とかじゃなくて今困ってる人たちにはガラさんが必要なんですね」
「ガラさんは今までどうり皆さんの味方になってあげてください」
と、頭を下げてガラさんを諦めた瞬間でした。
銀河の一票4話、ガラさんが最後に渡した「居場所」と1000万円
そして最後。
茉莉が事務所探しで電話しまくるんですが、全部断られる。
あぁ・・・
ガラさんも諦め、事務所も見つからなければ
この夢はどんどん遠ざかります・・・。
しかも選挙資金を五十嵐のところに忘れていたことに気付く(笑)
今!?って思いましたけど、このタイミングだからよかったんですよね。
慌てて戻ると、ガラさんが
「それだけが資金?」
って。
そして故障中の洗濯機から1000万円を取り出すんですよ!!!!
いや、えーーー!ってなりました(笑)
でもさらに熱かったのが、その後。
五十嵐、裏の銭湯を事務所にしろって言うんです。
「どうせ事務所もまだ決まってないんだろ?」
って。
ここ、本当に良かった・・・。
ただの場所じゃないんですよね。
「居場所」をくれたんです。
しかも最後に、
「俺は出るからには勝つ」
って。
めちゃくちゃ痺れました。
ガラさんも悩んだんですよね。
でもいつもガラさんのところに集まってる日雇い労働者たちが言ったんです。
「北斗から聞いたけどガラさんでかいことやるんだって?」
「応援してるから!がんばれよ!」
って。
ガラさんも、このままじゃ変わらない、と何か決心したんでしょうね・・・。
そのための行動が、この居場所を作って軍資金を渡すことだった・・・。
そして3人が笑い合う。
あの瞬間、やっと「チーム」になった感じがしたんです・・・!
第4話って、政治の話をしてるようで
「助けを求められない人たち」の話だったと思うんですよね。
そして同時に
「助けてもいい社会にしたい」
っていう物語でもあったんですよ。
本当に苦しくて、でも優しくて
見終わったあとしばらく動けなくなるような回でした。
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